ソクマル薬剤師

講義で伝える内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。

保険薬局に勤務している薬剤師が、看護学校の講師を担当することになった。講義では、植物に含まれている麻薬成分が医療用麻薬として使用されていることを紹介することにした。最近、高度のがん疼痛のある患者が、その初回の服薬を躊躇した事例を経験したことから、その場合の対応や、現場での医療用麻薬の有効な使い方についても講義しようと考えている。患者が服薬を躊躇した事例の処方薬は、モルヒネ塩酸塩水和物徐放性カプセルとモルヒネ塩酸塩水和物内用液であった。
講義で伝える内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑴と⑵です。がん疼痛に対してオピオイドを痛みに見合った量で定期投与しても、生命予後を短縮させることはないとされています。また、痛みがある状態でオピオイドを適正に使用する場合、精神依存が生じる可能性は低く、使用を控える理由にはなりません。高度の痛みには最初から強オピオイドを用いるのが原則で、服薬をためらう患者には不安や誤解に対する説明が大切です。モルヒネは腎障害で代謝物が蓄積するため避け、突出痛には速放性製剤を用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成

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