咽頭期に生じる誤嚥を検出できるのはどれか。1 つ選べ。
咽頭期に生じる誤嚥を検出できるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ EAT-10EAT-10は嚥下の自覚症状を問う質問紙で、誤嚥を直接検出することはできません。
- ⑵ 咳テスト咳テストは咳反射の低下から不顕性誤嚥のリスクを推定するスクリーニングで、誤嚥自体は観察できません。
- ⑶ 嚥下造影検査エックス線透視下で嚥下の全過程を観察でき、咽頭期の誤嚥をその瞬間に捉えられます。
- ⑷ 嚥下内視鏡検査嚥下内視鏡検査は嚥下の瞬間にホワイトアウトが起こるため、咽頭期の誤嚥そのものは観察できません。
- ⑸ 高解像度マノメトリ検査高解像度マノメトリ検査は咽頭や食道の内圧を測定する検査で、誤嚥を直接検出するものではありません。
解説
正解は⑶です。嚥下造影検査(VF)は造影剤を含む検査食を嚥下させ、エックス線透視下で口腔期から食道期までを連続して観察するため、咽頭期に生じる誤嚥をその瞬間に捉えられます。嚥下内視鏡検査(VE)は嚥下反射の瞬間に咽頭が収縮して視野が白くなる(ホワイトアウト)ため、咽頭期の誤嚥そのものは観察できず、嚥下前後の残留や侵入から推定します。EAT-10は質問紙、咳テストは不顕性誤嚥のスクリーニング、高解像度マノメトリは咽頭・食道の内圧測定です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成