ソクマル薬剤師

32 歳女性。半年前に家族性高コレステロール血症と診断され、生活習慣の改善及び以…

32 歳女性。半年前に家族性高コレステロール血症と診断され、生活習慣の改善及び以下の処方の薬剤による治療を行っている。冠動脈疾患の既往歴はない。LDL-C は管理目標値まで下げることができたが、本日の診察の際に患者から「妊娠の可能性がある」との報告があり、薬剤の変更が検討された。(処方)エゼチミブ・アトルバスタチン20 mg 配合錠 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後 28 日分(検査値)血圧122/74 mmHg、LDL-C 80 mg/dL、HDL-C 75 mg/dL、TG(トリグリセリド)80 mg/dLこの患者に提案できる治療薬はどれか。1つ選べ。

解説

正解は⑶です。妊娠の可能性がある女性では、胎児への影響を考慮して脂質異常症治療薬を選ぶ必要があります。コレスチミドは陰イオン交換樹脂で、消化管内で胆汁酸と結合して排泄を促し、肝臓でのコレステロールの消費を増やしてLDL-Cを下げます。消化管からほとんど吸収されないため、妊娠中にも使用が検討できる薬です。ロスバスタチンなどのスタチン、プロブコール、ペマフィブラート、ロミタピドは、いずれも妊婦又は妊娠している可能性のある女性には禁忌とされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題