ソクマル薬剤師

指導薬剤師は、実務実習生の指導内容案と服薬情報提供書案を確認した。適切なのはどれ…

72 歳男性。数年前よりA病院から処方1 の薬剤が処方されていた。さらに、2 週間前から処方2 が開始された。本日、男性はかかりつけ薬局に電話し、3 日前から腹部の不快感を感じているが治らないと訴えた。薬剤師は、男性よりここ数週間は食生活に大きな変化がないことを聴取した。また、処方1 の薬剤が多く残っており、夕食後は飲み忘れてしまうことも分かった。対応については、折り返し電話する旨を伝えた。薬剤師は、この薬局で実務実習中の薬学部学生に、練習として電話で伝える指導内容案とA病院への服薬情報提供書案の作成を指示した。また、処方1 と処方2 の薬剤の注意事項等情報(添付文書)を確認したところ、処方2 の薬剤の副作用欄に「腹部不快感 0.5~2 %未満」と記載されていた。なお、この薬局は地域連携薬局の認定を有していることを薬局内に掲示している。その他の薬局の認定は受けていない。(処方1 )ロスバスタチン錠2.5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 夕食後 30 日分(処方2 )サキサグリプチン水和物錠5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後 30 日分
指導薬剤師は、実務実習生の指導内容案と服薬情報提供書案を確認した。適切なのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑶と⑸です。腹部不快感は処方2のサキサグリプチン開始の約2週間後から現れており、食生活の変化もなく、添付文書にも副作用として記載されているため、処方2による副作用の可能性が高いと医師に情報提供します。また、処方1のロスバスタチンは夕食後に飲み忘れて残薬が多くなっています。ロスバスタチンは半減期が長く服用時刻による効果の差が小さいため、処方2と同じ朝食後への変更を提案します。自己判断で直ちに中止させるのは不適切で、残薬調整は薬局でも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成

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