ソクマル薬剤師

25 歳男性。身長176 cm、体重65 kg。20 歳の時に1 型糖尿病を発症…

25 歳男性。身長176 cm、体重65 kg。20 歳の時に1 型糖尿病を発症し、1 日4 回のインスリン皮下注射と血糖自己測定によるインスリン強化療法を行ってきた。最近の血液検査でHbA1c 値が7.3%であったためインスリン治療の変更が計画された。(使用中の薬剤)インスリン アスパルト(遺伝子組換え)朝食直前10 単位、昼食直前7 単位、夕食直前9 単位インスリン デグルデク(遺伝子組換え)就寝前14 単位血糖自己測定値(毎食前と毎食2 時間後及び就寝前に測定)前 100 mg/dL朝食後 160 mg/dL前 110 mg/dL昼食後 220 mg/dL前 140 mg/dL夕食後 240 mg/dL就寝前 160 mg/dLインスリン注射量の変更に関して適切なのはどれか。2つ選べ。

解説

正解は⑶と⑷です。強化インスリン療法では、各食後の血糖値でその食事直前の超速効型インスリン量が適切かを判断し、空腹時血糖値で持効型インスリン量を判断します。この患者は朝食前100 mg/dL、朝食後160 mg/dLと朝は良好ですが、昼食後220 mg/dL、夕食後240 mg/dLと高値です。そのため昼食直前と夕食直前のインスリン アスパルトを増量します。朝の空腹時血糖は良好なので、就寝前のデグルデクを減らす必要はないと判断できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成

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