尿路結石を有する痛風患者に対して、最も適切な尿酸降下薬はどれか。1つ選べ。
尿路結石を有する痛風患者に対して、最も適切な尿酸降下薬はどれか。1つ選べ。
- ⑴ ベンズブロマロンベンズブロマロンは尿酸排泄促進薬で、尿中尿酸が増えて尿路結石を悪化させるおそれがあり、適しません。
- ⑵ コルヒチンコルヒチンは好中球の遊走を抑えて痛風発作を抑制する薬で、尿酸降下作用はありません。
- ⑶ ドチヌラドドチヌラドはURAT1を選択的に阻害する尿酸排泄促進薬で、尿路結石がある患者には適しません。
- ⑷ トピロキソスタットトピロキソスタットはキサンチンオキシダーゼ阻害による尿酸生成抑制薬で、尿中尿酸を増やさないため適切です。
- ⑸ プロベネシドプロベネシドは尿細管での尿酸再吸収を抑える排泄促進薬で、尿路結石がある患者には適しません。
解説
正解は⑷です。尿路結石を合併する痛風患者では、尿中の尿酸排泄量を増やす尿酸排泄促進薬を用いると結石の形成を促進するおそれがあります。そのため、尿酸の産生を抑える尿酸生成抑制薬が適しており、キサンチンオキシダーゼ阻害薬のトピロキソスタットが最も適切です。アロプリノールやフェブキソスタットも同じ分類です。ベンズブロマロン、ドチヌラド、プロベネシドは尿酸排泄促進薬であり、コルヒチンは痛風発作の予防・治療薬で尿酸値を下げる作用はありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成