指定薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
指定薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 麻薬及び向精神薬取締法に基づき、厚生労働大臣が指定する。指定薬物は医薬品医療機器等法に基づいて厚生労働大臣が指定するもので、麻薬及び向精神薬取締法によるものではありません。
- ⑵ 緊急を要する場合、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かずに、厚生労働大臣が指定できる。緊急を要する場合は、薬事・食品衛生審議会の意見を聴かずに厚生労働大臣が指定できます。
- ⑶ ジアセチルモルヒネ(ヘロイン)は指定薬物に該当する。ジアセチルモルヒネ(ヘロイン)は麻薬及び向精神薬取締法の麻薬に該当し、指定薬物ではありません。
- ⑷ 指定には、1 つ1 つの物質を個別に指定(個別指定)と特定の構造を有する物質を一括した指定(包括指定)の2 つがある。指定には、物質ごとの個別指定と、特定の構造を有する物質を一括する包括指定があります。
- ⑸ 「医療等の用途」以外の用途に供するための製造、販売、購入等は禁止されているが、所持の制限はない。医療等の用途以外での製造、販売、購入などに加え、平成26年からは所持・使用も禁止されています。
解説
正解は⑵と⑷です。指定薬物は、中枢神経系の興奮・抑制・幻覚作用を有する蓋然性が高く、保健衛生上の危害が発生するおそれがある物質として、医薬品医療機器等法に基づき厚生労働大臣が指定します。通常は薬事・食品衛生審議会の意見を聴きますが、緊急を要する場合は意見を聴かずに指定できます。指定には個別指定と、特定の基本骨格をもつ物質を一括する包括指定があります。ヘロインは麻薬であり、平成26年以降は指定薬物の所持・使用も原則禁止されています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成