特徴的な症状の1 つとして、間欠性跛行がみられる疾患はどれか。1つ選べ。
特徴的な症状の1 つとして、間欠性跛行がみられる疾患はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 閉塞性動脈硬化症下肢動脈の狭窄により運動時に筋肉の血流が不足し、歩行と休息で症状が出入りする間欠性跛行が特徴です。
- ⑵ 筋ジストロフィー筋ジストロフィーは進行性の筋力低下が特徴で、休むと回復する間欠性跛行は特徴的ではありません。
- ⑶ 変形性膝関節症変形性膝関節症は膝の関節痛が主症状で、血流不足による間欠性跛行とは異なります。
- ⑷ 痛風痛風は尿酸結晶による急性関節炎で、母趾の付け根の激痛発作が特徴です。
- ⑸ 関節リウマチ関節リウマチは朝のこわばりや多発性の関節炎が特徴で、間欠性跛行は典型的ではありません。
解説
正解は⑴です。間欠性跛行は、歩くとふくらはぎなどに痛みやしびれが生じて歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる症状です。閉塞性動脈硬化症では下肢の動脈が狭窄・閉塞し、運動時に筋肉への血流が不足するためにこの症状が現れます。シロスタゾールなどの抗血小板薬や運動療法が治療に用いられます。腰部脊柱管狭窄症でも神経性の間欠性跛行がみられるため、前かがみで楽になるかどうかで区別する点もあわせて押さえておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成