メニエール病の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
メニエール病の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ ウイルス感染症である。メニエール病は内リンパ水腫によるもので、ウイルス感染症ではありません。
- ⑵ 反復性回転性めまいと耳鳴、難聴や耳閉感を併発することが多い。反復する回転性めまいに、耳鳴、難聴、耳閉感を伴うことが多いのが特徴です。
- ⑶ イソソルビドは、外リンパ圧低下作用によりめまいを抑制する。イソソルビドは浸透圧利尿作用で内リンパ圧を下げ、内リンパ水腫を軽減します。外リンパではありません。
- ⑷ ペルフェナジンは、悪心・嘔吐を抑制する。ペルフェナジンは D2 受容体遮断作用により、めまいに伴う悪心・嘔吐を抑制します。
- ⑸ ベタヒスチンメシル酸塩は、外耳の血液循環を改善することによりめまいを抑制する。ベタヒスチンは外耳ではなく内耳の血液循環を改善して、めまいを抑制します。
解説
正解は⑵と⑷です。メニエール病は内耳の内リンパ水腫を本態とする疾患で、回転性めまいの発作を繰り返し、耳鳴、難聴、耳閉感を伴うことが特徴です。悪心・嘔吐に対しては、ペルフェナジンなどのドパミン D2 受容体遮断作用をもつ制吐薬が用いられます。浸透圧利尿薬のイソソルビドは内リンパ水腫を軽減し、ベタヒスチンは内耳の血流を改善してめまいを抑えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成