法令上、この医薬品Aが該当するのはどれか。1つ選べ。
自宅の寝室で倒れている男性が救急搬送された。簡易検査の結果をもとに、直ちに対応する解毒薬が投与された。一方、寝室にはコップの中に大量の錠剤が沈んだ飲料水が残されていた。
法令上、この医薬品Aが該当するのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 麻薬ベンゾジアゼピン系薬は麻薬ではなく、麻薬はモルヒネやフェンタニルなどです。
- ⑵ 向精神薬ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、麻薬及び向精神薬取締法の向精神薬に指定されています。
- ⑶ 覚醒剤覚醒剤はメタンフェタミンなどで、睡眠薬は該当しません。
- ⑷ 指定薬物指定薬物は医薬品医療機器等法で規制される危険ドラッグ成分などで、医療用の睡眠薬は該当しません。
- ⑸ 要指導医薬品要指導医薬品は薬局で対面販売される一般用の医薬品区分で、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は該当しません。
解説
正解は⑵です。解毒薬としてフルマゼニルが投与されたことから、医薬品Aはベンゾジアゼピン系の睡眠薬と考えられます。寝室に錠剤を大量に入れた飲料水が残されていたことからも、睡眠薬の過量服用が疑われます。トリアゾラムやフルニトラゼパムなどのベンゾジアゼピン系薬は、麻薬及び向精神薬取締法で向精神薬に指定されています。麻薬や覚醒剤とは法律上の区分が異なる点を確認しておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成