「食の安全性」を確保するための法制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選…
「食の安全性」を確保するための法制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 食品安全基本法において、消費者は食の安全性に積極的役割を果たすことが求められている。食品安全基本法は、消費者が知識と理解を深め意見を表明するなど、食の安全性確保に積極的な役割を果たすことを求めています。
- ⑵ 食品衛生法において、食品に触れる器具、容器包装、洗浄剤、及び乳幼児が口にするおもちゃは規制・措置の対象とはならない。食品衛生法は、器具・容器包装・洗浄剤や乳幼児が口にするおもちゃも規制の対象としています。
- ⑶ HACCP とは、食品製造における最終製品の抜き取り検査による衛生管理の方法である。HACCPは原材料の受入れから出荷までの工程で危害要因を分析し、重要管理点を連続的に監視する手法で、抜き取り検査ではありません。
- ⑷ 食品表示法において、厚生労働大臣により食品に関する表示の基準が定められている。食品表示法に基づく表示基準は、内閣総理大臣(消費者庁)が定めます。
- ⑸ 食品表示法において、食物アレルギーの発症数が多い、あるいは症状が重篤となる7 品目を特定原材料と定め、表示を義務付けている。出題当時、発症数が多いか重篤になりやすい7品目が特定原材料として表示を義務付けられていました(令和5年からくるみが加わり8品目です)。
解説
正解は⑴と⑸です。食品安全基本法では、消費者は食品の安全性の確保に関する知識と理解を深め、施策について意見を表明するよう努めることで、積極的な役割を果たすとされています。食品表示法では、発症数が多いか重篤になりやすい7品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)を特定原材料として表示を義務付けていました(出題当時。令和5年にくるみが追加され8品目になりました)。表示基準は内閣総理大臣が定めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198923.html)を加工して作成