この女性に勧める特定保健用食品の関与成分として適切なのはどれか。2つ選べ。
50 歳女性。これまでに薬の副作用、アレルギー歴なし。肩こり、ほてり、発汗、イライラを感じている。食事のバランスに気をつけているが、健康診断で骨密度が低めであることを指摘された。骨の健康が気になり、特定保健用食品を利用したいと思い、薬局を訪れた。
この女性に勧める特定保健用食品の関与成分として適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ キトサンキトサンはコレステロールが高めの方向けの関与成分で、骨の健康を目的とするものではありません。
- ⑵ 大豆イソフラボン大豆イソフラボンは骨のカルシウムの維持に役立つとされる関与成分で、骨密度が気になる女性に適しています。
- ⑶ 茶カテキン茶カテキンは体脂肪が気になる方向けの関与成分であり、骨の健康を目的とするものではありません。
- ⑷ ビタミン K2ビタミンK2はオステオカルシンを活性化し骨へのカルシウム沈着を助ける関与成分で、適切です。
- ⑸ マルチトールマルチトールはむし歯の原因になりにくい甘味料として歯の健康に関わる成分で、骨の健康用途ではありません。
解説
正解は⑵と⑷です。骨の健康が気になる女性に適する特定保健用食品の関与成分としては、骨からのカルシウム溶出を抑える働きが期待される大豆イソフラボンや、オステオカルシンの活性化を通じて骨へのカルシウム沈着を助けるビタミンK2(メナキノン-7)があります。このほかカルシウムやCPPなども骨関連の関与成分です。キトサンはコレステロール、茶カテキンは体脂肪、マルチトールはむし歯の原因になりにくい甘味料として、それぞれ別の保健用途の成分です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成