ソクマル視能訓練士

45 歳の女性。一眼の羞明と霧視を主訴に来院した。眼球運動に異常を認めず、運動失…

45 歳の女性。一眼の羞明と霧視を主訴に来院した。眼球運動に異常を認めず、運動失調や深部腱反射の異常も認めない。瞳孔の写真(別冊No. 6)を別に示す。考えられる病態はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。瞳孔緊張症(Adie瞳孔)は、毛様体神経節の障害による片眼性の散瞳で、対光反射が消失または著しく減弱し、近見反応ではゆっくり縮瞳して戻りも遅い(緊張性)のが特徴です。若年~中年の女性に多く、散瞳による羞明と、調節障害による霧視を訴えます。低濃度ピロカルピンに過敏に縮瞳することで診断を補助します。眼球運動障害がないので動眼神経麻痺は否定的で、腱反射の異常がない点からAdie症候群の全身所見は伴わない病態と考えられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成

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