ソクマル視能訓練士

8歳の女児。学校健診で弱視を疑われて来院した。右+4.00D ○ cyl-1.0…

8歳の女児。学校健診で弱視を疑われて来院した。右+4.00D ○ cyl-1.00D180°、左-1.00D で眼鏡を試した。眼鏡レンズ中心から1.5 cm 下方視したところ、上下の複視が出現した。このとき生じているプリズム効果の左右差〔Δ〕はどれか。

解説

正解は⑶です。上下方向のプリズム効果は垂直経線(90°方向)の屈折力でPrenticeの式(Δ=cm×D)から求めます。右眼の90°経線の屈折力は+4.00-1.00=+3.00D、左眼は-1.00Dです。レンズ中心から1.5cm下方を通して見ると、右眼は1.5×3=4.5Δの基底上方、左眼は1.5×1=1.5Δの基底下方のプリズム効果が生じます。向きが逆なので左右差は4.5+1.5=6Δとなり、上下の複視の原因になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成

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