ソクマル歯科医師

18 歳の女子。食べ物が咬みにくいことを主訴として来院した。幼少時から遺伝疾患を…

18 歳の女子。食べ物が咬みにくいことを主訴として来院した。幼少時から遺伝疾患を指摘されているという。知的障害があり、四肢に異常は認めない。初診時の口腔内写真(別冊No. 34A)、パノラマエックス線画像(別冊No. 34B)及びセファログラム(別冊No. 34C)を別に示す。疑われるのはどれか。1 つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。画像は提示されていませんが、幼少時から遺伝疾患を指摘され、知的障害があるが四肢に異常がなく、咬合の問題を主訴とすることから、Crouzon症候群が疑われます。Crouzon症候群はFGFR2遺伝子の変異による頭蓋縫合早期癒合症で、頭蓋の変形、眼球突出、上顎骨の劣成長による反対咬合や開咬、高口蓋がみられ、四肢には異常がないのが特徴です(四肢の合指症を伴うのはApert症候群)。セファログラムでは指圧痕や中顔面の劣成長がみられることが多いです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題