顎骨病変がみられるのはどれか。2 つ選べ。
顎骨病変がみられるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ Gardner 症候群Gardner症候群では顎骨の多発性骨腫がみられます。
- ⑵ 基底細胞母斑症候群基底細胞母斑症候群では顎骨に多発性の歯原性角化囊胞がみられます。
- ⑶ Peutz-Jeghers 症候群Peutz-Jeghers症候群は口唇や口腔粘膜の色素斑と消化管の過誤腫性ポリープが特徴で、顎骨病変はみられません。
- ⑷ Sturge-Weber 症候群Sturge-Weber症候群は三叉神経領域の顔面血管腫と脳軟膜の血管腫が特徴で、主な顎骨病変はありません。
- ⑸ Plummer-Vinson 症候群Plummer-Vinson症候群は鉄欠乏性貧血、舌炎、嚥下障害が特徴で、顎骨病変はみられません。
解説
正解は⑴と⑵です。Gardner症候群は家族性大腸腺腫症の一型で、大腸ポリポーシスに加え、顎骨の多発性骨腫、埋伏歯や過剰歯、皮膚の類表皮囊胞などを伴います。基底細胞母斑症候群(Gorlin症候群)は、顎骨の多発性歯原性角化囊胞、多発性基底細胞癌、手掌・足底の小陥凹、大脳鎌の石灰化、二分肋骨などを特徴とします。Peutz-Jeghers症候群は口唇の色素斑と消化管ポリープ、Sturge-Weber症候群は顔面の血管腫と脳軟膜血管腫、Plummer-Vinson症候群は鉄欠乏性貧血と嚥下障害が特徴です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成