疾患と歯科治療中に配慮すべきことの組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
疾患と歯科治療中に配慮すべきことの組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 骨形成不全症 ― 易骨折性骨が脆く、体位変換や抑制の際に骨折しやすいため注意します。
- ⑵ 軟骨無形成症 ― 皮膚乾燥軟骨無形成症は四肢短縮型低身長が特徴で、皮膚乾燥は配慮事項ではありません。
- ⑶ 鎖骨頭蓋骨異形成症 ― 開口障害鎖骨頭蓋骨異形成症では過剰歯や萌出遅延が問題で、開口障害は特徴ではありません。
- ⑷ 低ホスファターゼ症 ― 体温調節低ホスファターゼ症では乳歯の早期脱落が問題で、体温調節の配慮は特徴ではありません。
- ⑸ Treacher Collins 症候群 ― 気道閉塞下顎低形成で気道が狭く、仰臥位や鎮静時に気道閉塞を起こしやすくなります。
解説
正解は⑴と⑸です。骨形成不全症は1型コラーゲンの異常により骨が脆く、わずかな外力でも骨折するため、診療時の体位や抑制に注意が必要です。Treacher Collins症候群は下顎骨や頰骨の低形成により気道が狭く、仰臥位や鎮静時に気道閉塞を起こしやすくなります。軟骨無形成症は低身長と大後頭孔狭窄、鎖骨頭蓋骨異形成症は過剰歯と萌出遅延、低ホスファターゼ症は乳歯の早期脱落が特徴です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成