摂食嚥下障害患者に対して行う間接訓練の様子(別冊No. 6)を別に示す。この訓練…
摂食嚥下障害患者に対して行う間接訓練の様子(別冊No. 6)を別に示す。この訓練によって改善を目指すのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 咬合力咬合力は咀嚼筋の訓練などで改善を図るもので、この訓練の目的ではありません。
- ⑵ 口唇閉鎖口唇閉鎖は口唇の筋力訓練で改善を図るもので、この訓練の目的ではありません。
- ⑶ 声門閉鎖上肢に力を入れて発声し、反射的な声門閉鎖を強化して誤嚥を防ぎます。
- ⑷ 舌可動域舌可動域は舌の可動域訓練で改善を図ります。
- ⑸ 唾液分泌唾液分泌は唾液腺マッサージなどで促すもので、この訓練の目的ではありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。写真は確認できませんが、間接訓練(食物を用いない基礎訓練)のうち、声門閉鎖の改善を目指すものとしては、壁や机を押す、椅子を持ち上げるなどの動作と同時に強く発声するプッシング・プリング訓練が代表的です。上肢に力を入れると反射的に声門が強く閉鎖することを利用し、嚥下時の気道防御を高めて誤嚥を防ぎます。正答から、写真はこのような訓練の様子と考えられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成