55 歳の女性。上顎左側第一大臼歯のクラウン脱離による咀嚼困難を主訴として来院し…
55 歳の女性。上顎左側第一大臼歯のクラウン脱離による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、支台築造後に金属冠を装着することとした。製作した支台築造体の写真(別冊No. 9A)と支台築造体試適時の口腔内写真(別冊No. 9B)を別に示す。次に示す5 つのステップのうち、3 番目に行うのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ アの装着アは本体の装着後に誘導孔へ挿入する別体のポストと考えられ、4番目に装着します。
- ⑵ イの装着イは本体部分と考えられ、前処理とセメント塗布に続いて3番目に装着します。
- ⑶ セメントの塗布セメントの塗布はサンドブラスト処理に続く2番目の操作です。
- ⑷ サンドブラスト処理サンドブラスト処理は接着前の最初の操作です。
- ⑸ ポスト余剰部の削除ポスト余剰部の削除は、すべて装着した後の最後の操作です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。写真は確認できませんが、上顎大臼歯の根管は方向が異なるため、支台築造体を本体と別体のポストに分割した分割コアを想定した問題と考えられます。一般に、①内面のサンドブラスト処理、②セメントの塗布、③本体(イ)の装着、④本体の誘導孔を通して別体のポスト(ア)を装着、⑤突出したポスト余剰部の削除、という順で進めます。正答から、3番目はイの装着となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成