ニフェジピンの標的分子はどれか。1 つ選べ。
ニフェジピンの標的分子はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ IP3 受容体IP3受容体は小胞体からCa²⁺を放出させる受容体で、ニフェジピンの標的ではありません。
- ⑵ Ca²⁺チャネルニフェジピンはL型電位依存性Ca²⁺チャネルを遮断して血管を拡張させます。
- ⑶ Na⁺-K⁺ポンプNa⁺-K⁺ポンプはジギタリスの標的で、ニフェジピンの標的ではありません。
- ⑷ カルモジュリンカルモジュリンは細胞内のCa²⁺結合タンパク質で、ニフェジピンの標的ではありません。
- ⑸ Na⁺-Ca²⁺トランスポーターNa⁺-Ca²⁺交換輸送体はニフェジピンの標的ではありません。
解説
正解は⑵です。ニフェジピンはジヒドロピリジン系のカルシウム拮抗薬で、血管平滑筋のL型電位依存性Ca²⁺チャネルを遮断し、細胞内へのCa²⁺流入を抑えて血管を拡張させ、血圧を下げます。高血圧症や狭心症に用いられます。歯科では副作用として薬物性歯肉増殖症を起こすことが重要です。IP3受容体は小胞体からのCa²⁺放出、カルモジュリンはCa²⁺結合タンパク質であり、ニフェジピンの標的ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成