47 歳の女性。上顎左側側切歯の欠損による審美不良を主訴として来院した。診察の結…
47 歳の女性。上顎左側側切歯の欠損による審美不良を主訴として来院した。診察の結果、ブリッジによる補綴処置を行うこととした。完成したブリッジの写真(別冊No. 30A)、装着直前に行ったある操作の写真(別冊No. 30B)及びブリッジ装着後の口腔内写真(別冊No. 30C)を別に示す。B の操作直後にブリッジに対して行うのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 研磨研磨は試適・調整の段階で済ませ、表面処理の後には行いません。
- ⑵ 咬合調整咬合調整は試適時に行い、被着面処理の後には行いません。
- ⑶ 隣接面接触調整隣接面接触の調整は試適時に完了させておきます。
- ⑷ リン酸エッチングリン酸エッチングは支台歯のエナメル質に対して行う処理です。
- ⑸ メタルプライマーの塗布サンドブラスト直後の金属被着面に塗布し、レジンセメントとの接着を高めます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。写真は見られないため公表正答から考えます。接着ブリッジなど金属のリテーナーを接着性レジンセメントで装着する場合、装着直前にリテーナー内面をアルミナサンドブラスト処理して清掃と粗造化を行います。その直後に金属と化学的に接着させるためのメタルプライマーを塗布します。研磨や咬合調整、隣接面接触の調整は試適の段階で済ませ、リン酸エッチングは歯面に対して行う処理です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成