6歳の女児。乳臼歯に齲蝕が多く、母親が間食の与え方について相談に来た。いまは、お…
6歳の女児。乳臼歯に齲蝕が多く、母親が間食の与え方について相談に来た。いまは、おやつにスポーツドリンクと黒砂糖のお菓子を、時間を決めずに与えている。母親への助言として正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 黒砂糖は精製した砂糖と違って、口の中の細菌が酸を作る材料にならない。黒砂糖の主成分もスクロースで、細菌が酸を作る材料になります。
- ⑵ スポーツドリンクは糖を含まないので、のどが渇くたびに飲ませる。スポーツドリンクには糖が含まれ、頻繁に飲むと齲蝕の原因になります。
- ⑶ 間食は時間と回数を決めて与え、だらだらと食べ続けないようにする。糖をとる回数を減らすと、歯垢の中が酸性になる時間が短くなります。
- ⑷ のどが渇いたときの飲み物は、水や麦茶など糖を含まないものにする。糖を含む飲み物を頻繁に飲むと、齲蝕が進みやすくなります。
- ⑸ 甘い食品は、間食で単独にとるより、食事のときにまとめてとるようにする。食事と一緒にとると糖をとる回数が増えず、唾液の作用も働きやすくなります。
解説
正しいのは、間食の時間と回数を決めること、飲み物を水や麦茶にすること、甘い食品を食事のときにまとめてとることの3つです。齲蝕の起こりやすさは、糖の量よりも、とる回数や口の中にとどまる時間に大きく左右されます。糖をとるたびに歯垢の中が酸性になり、回数が多いほど脱灰の時間が長くなります。スポーツドリンクや黒砂糖にもスクロースなどの糖が含まれ、酸を作る材料になります。
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