ソクマル医師

62歳の男性。1か月前に脚立から落ちそうになって右腕で手すりをつかんで以来、右肩…

62歳の男性。1か月前に脚立から落ちそうになって右腕で手すりをつかんで以来、右肩が痛み、腕を横から上に上げにくい。研修医が、他動的に腕を真横に90度まで持ち上げてから支えている手を離し、その位置を保つよう指示した。肩の腱板の断裂があるときに予想される所見として最も適切なのはどれか。

解説

予想されるのは、腕をその高さに保てず、痛みとともにゆっくり下に落ちてしまう所見です。肩の腱板は、肩甲骨から上腕骨の頭を包むように付く筋肉の腱の集まりで、腕を横に上げたり、その位置に保ったりする働きをもちます。中高年では転倒や腕を強く引かれたことをきっかけに断裂しやすく、腕を上げにくくなります。他動的に上げた腕を保てず落ちてしまう所見は、腱板の断裂を疑う手がかりになります。
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