ソクマル薬剤師

模擬データにおいて、55~64 歳と比較した 80~94 歳の年齢群の死亡リスク…

院内の感染症対策委員会において、インフルエンザ流行への対応策を検討した結果、高齢者の死亡リスクがあるため、面会制限を実施するとともに、薬剤師が院内スタッフへ向けて感染予防の講義を行うことになった。委員会を見学していた実務実習生から、「高齢者の死亡リスクはどのようにして求めるのですか。」と質問があったため、指導薬剤師が高齢者の死亡リスクを求める模擬データを用いた課題を出した。(模擬データ)インフルエンザウイルス感染者数と 28 日以内の死亡者数年齢群(歳) 感染者数(人) 死亡者数(人)55~59 600 160~64 400 165~69 400 270~74 400 275~79 400 480~84 400 585~89 300 1090~94 300 15
模擬データにおいて、55~64 歳と比較した 80~94 歳の年齢群の死亡リスクのオッズ比として最も近いのはどれか。1つ選べ。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。オッズ比は(曝露群の死亡者数÷生存者数)÷(対照群の死亡者数÷生存者数)で求めます。55〜64歳群は感染者600+400=1,000人、死亡者1+1=2人で、オッズは2÷998です。80〜94歳群は感染者400+300+300=1,000人、死亡者5+10+15=30人で、オッズは30÷970です。オッズ比は(30÷970)÷(2÷998)≒15.4となり、最も近いのは15です。死亡がまれな場合、オッズ比はリスク比(30÷1,000)÷(2÷1,000)=15に近い値になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成

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