ソクマル薬剤師

下表は、日本人を対象とした5 つのコホート研究のデータを統合して解析し、男性の飲…

下表は、日本人を対象とした5 つのコホート研究のデータを統合して解析し、男性の飲酒量と大腸がん、結腸がん及び直腸がんの関係について調べた結果である。この表に関する記述として正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、下表を基に算出した「飲酒しない群」の大腸がん発症率は10 万観察人年当たり142 人、「23.0 g/日以上のアルコール摂取群」の大腸がん発症率は10 万観察人年当たり196 人である。(注2 )ハザード比の基準は「飲酒しない」群である。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶と⑸です。ハザード比の95%信頼区間が1を含まなければ有意と判断します。結腸がんでは23.0 g/日以上のすべての群で信頼区間が1を上回るため、リスクを有意に増加させます。また、曝露群の大腸がん発症率196と非飲酒群142の差54人(10万観察人年当たり)が飲酒による過剰発症(寄与危険)で、曝露群寄与危険割合は54/196≒28%です。⑷の338人は両群の発症率を足した値です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成

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