A 群 β 溶連菌感染に続発することが多いのはどれか。1つ選べ。
A 群 β 溶連菌感染に続発することが多いのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 急性腎炎症候群A群β溶連菌感染の1〜2週間後に、免疫複合体による急性糸球体腎炎(急性腎炎症候群)が起こります。
- ⑵ 急速進行性腎炎症候群急速進行性腎炎症候群はANCA関連血管炎などが原因となることが多い病態です。
- ⑶ 慢性腎炎症候群慢性腎炎症候群はIgA腎症などが代表で、溶連菌感染に続発するものではありません。
- ⑷ 反復性/持続性血尿症候群反復性/持続性血尿症候群はIgA腎症や菲薄基底膜病などでみられます。
- ⑸ ネフローゼ症候群ネフローゼ症候群は微小変化型などが原因で、溶連菌感染との関連は典型的ではありません。
解説
正解は⑴です。急性腎炎症候群の代表は溶連菌感染後急性糸球体腎炎で、A群β溶血性連鎖球菌による咽頭炎や皮膚感染の1〜2週間後に、免疫複合体の糸球体沈着によって発症します。血尿、たんぱく尿、浮腫、高血圧が急に出現し、血清補体価(C3)が低下するのが特徴です。小児に多く、多くは自然に回復します。急速進行性腎炎症候群はANCA関連血管炎などで数週〜数か月で腎不全に進む病態で、慢性腎炎症候群やネフローゼ症候群は溶連菌感染との関連が典型的ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成