2 型糖尿病を合併している統合失調症患者に対して、使用できる統合失調症治療薬はど…
2 型糖尿病を合併している統合失調症患者に対して、使用できる統合失調症治療薬はどれか。1つ選べ。
- ⑴ セルトラリン塩酸塩セルトラリンはSSRIで、うつ病などに用いる抗うつ薬であり統合失調症治療薬ではありません。
- ⑵ オランザピンオランザピンは著しい血糖上昇のおそれがあり、糖尿病患者には禁忌です。
- ⑶ クロミプラミン塩酸塩クロミプラミンは三環系抗うつ薬で、統合失調症治療薬ではありません。
- ⑷ ミルナシプラン塩酸塩ミルナシプランはSNRIで、うつ病に用いる抗うつ薬です。
- ⑸ ルラシドン塩酸塩ルラシドンは糖尿病患者に禁忌ではない非定型抗精神病薬で、2型糖尿病合併例にも使用できます。
解説
正解は⑸です。ルラシドンはセロトニン・ドパミン遮断薬に分類される非定型抗精神病薬で、糖尿病患者に対して禁忌とはされておらず、体重増加や血糖上昇も比較的少ないとされます。一方、オランザピンやクエチアピンは著しい血糖上昇や糖尿病性ケトアシドーシスの報告があり、糖尿病またはその既往のある患者には禁忌です。セルトラリンはSSRI、クロミプラミンは三環系抗うつ薬、ミルナシプランはSNRIで、いずれも統合失調症治療薬ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成