慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 末梢気道病変と気腫性病変が複合的に関与して発症する。末梢気道病変と気腫性病変が複合的に関与して発症するので正答です。
- ⑵ 中高年期より若年期での発症が多い。COPDは長期の喫煙歴をもつ中高年期に多く発症します。
- ⑶ 病期分類には、対標準1 秒量(%FEV1)を用いる。病期分類には対標準1秒量(%FEV1)を用いるので正答です。
- ⑷ 気管支ぜん息を合併している場合には、副腎皮質ステロイド製剤の吸入よりも内服が推奨される。喘息を合併する場合は吸入ステロイドが推奨され、内服の長期使用は推奨されません。
- ⑸ インフルエンザワクチン接種は禁忌である。増悪予防のためインフルエンザワクチンの接種が推奨されます。
解説
正解は⑴と⑶です。COPDは主に長期の喫煙によって起こり、末梢気道の炎症による気道病変と肺胞が壊れる気腫性病変が様々な割合で複合的に関わって、不可逆的な気流閉塞を生じます。病期分類には予測値に対する1秒量の割合(%FEV1)を用います。発症は中高年に多く、喘息を合併する場合は吸入ステロイドを用います。増悪予防のためインフルエンザワクチン接種が推奨されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成