薬剤性過敏症症候群に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
薬剤性過敏症症候群に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 重症型の呼吸器障害である。薬剤性過敏症症候群は重症の薬疹で、呼吸器障害ではありません。
- ⑵ 原因医薬品として、抗てんかん薬や高尿酸血症治療薬がある。抗てんかん薬やアロプリノールなどの高尿酸血症治療薬が原因となるので正答です。
- ⑶ 原因医薬品の服用直後に発症することが多い。原因薬の服用開始から2〜6週間程度経ってから発症することが多いのが特徴です。
- ⑷ 初期症状として、発熱や紅斑がみられる。初期症状として発熱や紅斑がみられるので正答です。
- ⑸ 発症時には原因薬を増量し、経過を観察する。発症時には原因薬を直ちに中止し、ステロイドの全身投与などで治療します。
解説
正解は⑵と⑷です。薬剤性過敏症症候群(DIHS)は重症の薬疹で、カルバマゼピンやフェノバルビタールなどの抗てんかん薬、高尿酸血症治療薬のアロプリノール、サラゾスルファピリジンなどが原因となります。初期症状は発熱と紅斑で、リンパ節腫脹、肝機能障害、好酸球増多を伴い、ヒトヘルペスウイルス6の再活性化がみられます。原因薬の服用開始から2〜6週間後に発症することが多いのが特徴です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成