ソクマル薬剤師

追加する薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

70 歳男性。身長165 cm、体重50 kg。1 年前に心筋梗塞を起こし、心室細動による心停止で救命救急センターに搬送され、心蘇生術を施し心機能が回復した。その後、意識消失発作を起こしたため、半年前に埋め込み型除細動器(ICD)(注)と以下の処方で治療を開始した。(注) 体に埋め込んで、致死的な不整脈を自動的に感知し、電気ショックを与えて心臓の動きを正常にもどす医療機器(処方)バイアスピリン錠100 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)クロピドグレル錠75 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)ビソプロロールフマル酸塩錠2.5 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)カンデサルタン錠4 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後 28 日分しかし、その後もICD が作動することがあり、医師は心室性不整脈予防のための追加薬を検討している。
追加する薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

解説

正解は⑷です。この患者は心筋梗塞後で心室細動の既往があり、ICD植込み後も心室性不整脈による作動が続いています。このような器質的心疾患や心機能低下を伴う致死性心室性不整脈の再発予防には、陰性変力作用が少なく有効性が示されているアミオダロンが適しています。キニジンなどのクラスⅠ群薬は心筋梗塞後の患者で死亡率を高めるおそれがあり、イソプレナリンは不整脈を誘発し、ジルチアゼムは主に上室性不整脈に用いる点で区別できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成

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