入院患者のバンコマイシンによるMRSA 感染症治療プロセスのうち、薬剤師が主に担…
入院患者のバンコマイシンによるMRSA 感染症治療プロセスのうち、薬剤師が主に担当する役割はどれか。1つ選べ。
- ⑴ バンコマイシンを用いた治療の決定↓バンコマイシンを用いた治療の決定は、主に医師が担う役割です。
- ⑵ バンコマイシン注射液静脈内投与後の経時的採血↓静脈内投与後の経時的な採血は、主に看護師や医師が担う役割です。
- ⑶ 皮膚症状発現時の処置↓皮膚症状発現時の処置は医師の判断で行われ、薬剤師が主に担当する役割ではありません。
- ⑷ 血中CRP 及び血中バンコマイシン濃度の測定↓血中CRPや血中薬物濃度の測定は、主に臨床検査技師が担う役割です。
- ⑸ 測定結果に基づくバンコマイシン投与設計の提案測定結果をもとに薬物動態を解析し投与設計を提案することは、薬剤師が主に担う役割です。
解説
正解は⑸です。バンコマイシンは治療域が狭く、腎障害などの副作用を避けながら効果を得るためにTDM(治療薬物モニタリング)が行われます。薬剤師は測定された血中濃度をもとに薬物動態パラメータを解析し、投与量や投与間隔を設計して医師に提案する役割を主に担います。治療方針の決定は医師、採血は看護師などが行い、皮膚症状発現時の処置は医師の指示のもとで行われ、血中濃度などの測定は主に臨床検査技師が担当します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成