メチルフェニデート塩酸塩が適用される疾患はどれか。1つ選べ。
メチルフェニデート塩酸塩が適用される疾患はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 閉塞隅角緑内障メチルフェニデートは交感神経刺激作用で眼圧を上昇させるおそれがあり、緑内障には禁忌です。
- ⑵ 重症うつ病重症うつ病には自殺念慮などを悪化させるおそれがあり、メチルフェニデートは禁忌とされています。
- ⑶ 糖尿病性腎症糖尿病性腎症はメチルフェニデートの適用疾患ではありません。
- ⑷ くも膜下出血くも膜下出血はメチルフェニデートの適用疾患ではなく、血圧上昇作用はむしろ不利です。
- ⑸ ナルコレプシーメチルフェニデート速放錠はナルコレプシーの過眠症状の改善に適用されます。
解説
正解は⑸です。メチルフェニデート塩酸塩は、ドパミンやノルアドレナリンのトランスポーターを阻害して再取り込みを抑える中枢神経刺激薬です。速放錠(リタリン)はナルコレプシー、徐放錠(コンサータ)は注意欠陥/多動性障害(AD/HD)に適用されます。依存性があるため、流通管理が厳格に行われている点も押さえておきましょう。中枢興奮作用により眼圧上昇や不安・焦燥の悪化を招くため、緑内障や重症うつ病などには禁忌とされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成