ソクマル薬剤師

この患者が、1 週間程度の海外旅行に行くことになった。現在処方されている医薬品を…

64 歳男性。数年前からパーキンソン病と不眠症の治療を行っている。転居に伴い、家族に伴われて以下の処方箋を持ってこの薬局を初めて訪れた。(処方1 )レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠 1 回1 錠(1 日3 錠)1 日3 回 朝昼夕食後 28 日分(処方2 )セレギリン塩酸塩錠2.5 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)1 日2 回 朝昼食後 28 日分(処方3 )エスゾピクロン錠1 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 就寝前 28 日分
この患者が、1 週間程度の海外旅行に行くことになった。現在処方されている医薬品を海外に持って行くことについて相談を受けた。海外に持って行くにあたり、地方厚生局長に携帯輸出許可の申請を行わなければならないのはどれか。1つ選べ。なお、地方厚生局長は厚生労働大臣から権限が委任されているものとする。

解説

正解は⑶です。セレギリン塩酸塩は覚醒剤取締法で覚醒剤原料に指定されており、自己の治療目的であっても海外へ持ち出す際には、あらかじめ地方厚生局長の携帯輸出許可を受ける必要があります(出題当時の覚醒剤取締法の規定)。レボドパ・カルビドパ配合錠は規制の対象ではなく、許可は不要です。エスゾピクロンは向精神薬には指定されていないため、持ち出しに許可は不要です。なお向精神薬であっても、1か月分程度などの一定量以内で処方箋の写しなどを携帯すれば許可なく持ち出すことができます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成

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