パーキンソン病で認められる特徴的な症状はどれか。1つ選べ。
パーキンソン病で認められる特徴的な症状はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 眼瞼下垂眼瞼下垂は重症筋無力症や動眼神経麻痺などで見られ、パーキンソン病の特徴ではありません。
- ⑵ 口渇パーキンソン病ではむしろ流涎がみられ、口渇は特徴的な症状ではありません。
- ⑶ 動作時振戦パーキンソン病の振戦は安静時振戦で、動作時に軽減します。動作時振戦は本態性振戦の特徴です。
- ⑷ 高血圧パーキンソン病の自律神経症状では起立性低血圧が見られ、高血圧は特徴ではありません。
- ⑸ 無動無動(寡動)はパーキンソン病の四大症状の一つで、動作が乏しく遅くなります。
解説
正解は⑸です。パーキンソン病は中脳黒質のドパミン神経が変性する疾患で、無動(寡動)、安静時振戦、筋固縮、姿勢反射障害が四大症状です。動作が乏しく遅くなる無動は特徴的な症状で、仮面様顔貌や小刻み歩行もみられます。振戦は安静時に強く、動作時にはむしろ軽くなるため、動作時振戦は本態性振戦などの特徴です。自律神経症状としては便秘や起立性低血圧が多く、高血圧や口渇、眼瞼下垂は特徴的な症状ではない点に注意します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成