熱中症や暑さ指数(WBGT)に関する説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
連日、猛暑のために熱中症警戒アラートが発表されている。そこで、高校の体育教員が経口補水液を買いに薬局に来て、薬剤師に熱中症や暑さ指数(WBGT)について質問をした。
熱中症や暑さ指数(WBGT)に関する説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 熱中症は、体内の水分や電解質が欠乏することで起こる健康障害です。熱中症は体内の水分や電解質の欠乏、体温調節の破綻によって起こるため、説明は正しいです。
- ⑵ 熱中症は、屋内でも起こることがあるので、特に厚手の衣類を着用するスポーツでは注意が必要です。熱中症は屋内でも起こり、厚手の防具や衣類を着用するスポーツでは特に注意が必要で、説明は正しいです。
- ⑶ 同じ気温でも、湿度が高いときほど熱中症の危険性は高くなります。湿度が高いと汗が蒸発しにくく熱放散が妨げられるため、危険性が高まり説明は正しいです。
- ⑷ 暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標で、℃の単位で表されます。WBGT は熱中症予防を目的に提案された指標で、℃で表されるため説明は正しいです。
- ⑸ 暑さ指数(WBGT)は、感覚温度図表を用いて算出されます。WBGT は湿球・黒球・乾球温度から算出します。感覚温度図表は感覚温度を求めるもので、説明は誤りです。
解説
正解は⑸です。暑さ指数(WBGT)は、湿球温度、黒球温度、乾球温度の測定値から算出される指標で、屋外では湿球温度×0.7+黒球温度×0.2+乾球温度×0.1 で求めます。感覚温度図表を用いて求めるのは感覚温度(実効温度)で、WBGT とは異なります。WBGT は熱中症予防を目的に提案された指標で単位は℃で表され、湿度や輻射熱の影響が大きく反映されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成