間質性肺炎の指標として、特異度が高いのはどれか。1つ選べ。
間質性肺炎の指標として、特異度が高いのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ アミラーゼ(AMY)アミラーゼは膵炎や唾液腺疾患の指標で、間質性肺炎の指標ではありません。
- ⑵ 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)BNP は主に心室から分泌され、心不全の指標として用いられます。
- ⑶ クレアチンキナーゼ(CK)CK は筋肉の傷害で上昇し、心筋梗塞や横紋筋融解症の指標になります。
- ⑷ グリコヘモグロビン(HbA1c)HbA1c は過去1〜2か月の平均血糖値を反映する糖尿病の指標です。
- ⑸ シアル化糖鎖抗原(KL-6)KL-6 は再生したⅡ型肺胞上皮細胞から産生され、間質性肺炎で特異的に上昇します。
解説
正解は⑸です。KL-6 はシアル化糖鎖抗原で、主に再生したⅡ型肺胞上皮細胞から産生されます。間質性肺炎では肺胞上皮の傷害と再生に伴って血中濃度が上昇するため、特異度の高い指標として診断や活動性の評価に用いられます。SP-A や SP-D も同様の血清マーカーです。薬剤性間質性肺炎の早期発見にも利用されるため、薬剤師としても知っておきたい検査値です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成