重症筋無力症の初発症状として、最も頻度が高いのはどれか。1つ選べ。
重症筋無力症の初発症状として、最も頻度が高いのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 手指の振戦手指の振戦はパーキンソン病や本態性振戦などでみられ、重症筋無力症の初発症状ではありません。
- ⑵ 嚥下障害嚥下障害は全身型で生じることがありますが、初発症状として最も多いわけではありません。
- ⑶ 四肢の麻痺重症筋無力症では筋力低下は起こりますが、麻痺は典型的ではなく、初発症状としても多くありません。
- ⑷ 眼瞼下垂眼瞼下垂や複視などの眼症状が重症筋無力症の初発症状として最も多くみられます。
- ⑸ 発熱発熱は重症筋無力症の症状ではありません。
解説
正解は⑷です。重症筋無力症は、神経筋接合部のアセチルコリン受容体などに対する自己抗体によって神経筋伝達が障害される疾患です。易疲労性と日内変動(夕方に悪化)が特徴で、初発症状としては眼瞼下垂や複視などの眼症状が最も多くみられます。眼症状だけにとどまる眼筋型と、四肢や嚥下・呼吸筋にも及ぶ全身型があり、全身型でも眼症状から始まることが多いとされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成