Cl⁻ チャネル2 (ClC-2)を活性化する慢性便秘症治療薬はどれか。1つ選べ…
Cl⁻ チャネル2 (ClC-2)を活性化する慢性便秘症治療薬はどれか。1つ選べ。
- ⑴ センノシドセンノシドは大腸で代謝されて活性体となり、大腸を刺激して蠕動を促す刺激性下剤です。
- ⑵ カルメロースカルメロースは腸内で水分を吸収して膨らみ、便のかさを増やす膨張性下剤です。
- ⑶ ラクツロースラクツロースは浸透圧によって腸管内に水分を保持させる浸透圧性下剤です。
- ⑷ ビサコジルビサコジルは大腸粘膜を刺激して蠕動を促す刺激性下剤です。
- ⑸ ルビプロストン小腸の ClC-2 を活性化して Cl⁻ と水の分泌を増やし、便を軟らかくします。
解説
正解は⑸です。ルビプロストンは小腸上皮細胞の管腔側にある Cl⁻ チャネル(ClC-2)を活性化し、腸管内への Cl⁻ の分泌を促します。これに伴って Na⁺ と水も腸管内へ移動するため、便の水分量が増えて軟らかくなり、排便が促されます。慢性便秘症に用いられ、副作用として悪心が多いことが知られています。グアニル酸シクラーゼ C を刺激するリナクロチドと機序を区別しておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成