化学物質のリスク分析において、「消費者、事業者、行政担当者などの関係者の間で情報…
化学物質のリスク分析において、「消費者、事業者、行政担当者などの関係者の間で情報及び意見を共有することで相互に意思疎通を図ること」を意味するのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ リスク評価リスク評価は、有害性の確認や暴露量の推定などにより、科学的にリスクを見積もる過程です。
- ⑵ リスク管理リスク管理は、評価結果をもとに規制や基準の設定などの対策を決めて実施する過程です。
- ⑶ リスクコミュニケーション関係者間で情報や意見を相互に交換し意思疎通を図ることがリスクコミュニケーションです。
- ⑷ 安全データシート(SDS)制度SDS 制度は、化学物質の性状や取扱いに関する情報を事業者間で提供する仕組みです。
- ⑸ マニフェスト制度マニフェスト制度は、産業廃棄物の処理が適正に行われたかを伝票で確認する仕組みです。
解説
正解は⑶です。リスク分析は、リスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションの3要素からなります。そのうち、消費者・事業者・行政担当者・専門家などの関係者が、リスクに関する情報や意見を相互に交換し、意思疎通を図ることをリスクコミュニケーションといいます。リスク評価は科学的にリスクを見積もる過程、リスク管理はその結果を踏まえて対策を決め実施する過程である点と区別しておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成