45歳の男性。ある腎排泄型の薬を服用しており、薬物動態の評価のため、24時間の尿…
45歳の男性。ある腎排泄型の薬を服用しており、薬物動態の評価のため、24時間の尿をためて未変化体の排泄量を測ったところ60 mgであった。同じ24時間の血中濃度時間曲線下面積は10 mg・h/Lであった。この薬の腎クリアランスとして、最も近いのはどれか。
- ⑴ 0.17 L/h0.17は曲線下面積を排泄量で割った値で、式が逆になっています。
- ⑵ 0.6 L/h0.6は排泄量を100で割ったような値で、式に合いません。
- ⑶ 600 L/h600は排泄量と曲線下面積を掛けた値で、式が逆になっています。
- ⑷ 60 L/h60は尿中排泄量そのもので、曲線下面積で割っていません。
- ⑸ 6.0 L/h腎クリアランスは尿中排泄量を曲線下面積で割り、60を10で割って6 L/hです。
解説
正解は⑸です。腎クリアランスは、一定時間に尿中へ排泄された未変化体の量を、同じ時間の血中濃度時間曲線下面積で割って求めます。この薬では60 mgを10 mg・h/Lで割って6 L/hで、分あたりに直すと100 mL/分です。糸球体ろ過速度より大きい場合は尿細管分泌が、小さい場合は再吸収やたんぱく結合の影響が考えられます。
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