ソクマル薬剤師

てんかんの患者がフェニトインを服用している。発作が続くため1日量を200 mgか…

てんかんの患者がフェニトインを服用している。発作が続くため1日量を200 mgから300 mgへ1.5倍に増やしたところ、数週間後の血中濃度は増量前の3倍近くになり、眼振とふらつきが現れた。この現象の説明として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、代謝酵素が飽和に近づき、消失速度が濃度に比例して増えなくなったという説明です。フェニトインの肝臓での代謝は治療域の濃度で飽和に近く、ミカエリス・メンテン式に従う非線形の体内動態を示します。そのため用量を少し増やしただけで定常状態の血中濃度が大きく上がり、眼振や運動失調などの中毒症状が出やすくなります。増量は少しずつ行い、血中濃度を測定しながら調節します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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