錠剤の原料とする粉末の流動性を評価するため、メスシリンダーに粉末を静かに入れて測…
錠剤の原料とする粉末の流動性を評価するため、メスシリンダーに粉末を静かに入れて測ったゆるみかさ密度が0.40 g/mL、一定の回数たたいて詰めたタップかさ密度が0.50 g/mLであった。カーの圧縮度(タップかさ密度とゆるみかさ密度の差をタップかさ密度で割った百分率)はどれか。
- ⑴ 125%タップかさ密度をゆるみかさ密度で割った比(ハウスナー比)を百分率にした値です。
- ⑵ 80%ゆるみかさ密度をタップかさ密度で割った比で、圧縮度ではありません。
- ⑶ 10%2つのかさ密度の差0.10をそのまま百分率にした値で、タップかさ密度で割っていません。
- ⑷ 25%差をゆるみかさ密度の0.40で割った値で、定義と分母が異なります。
- ⑸ 20%(0.50-0.40)÷0.50×100で20%です。
解説
カーの圧縮度は20%です。圧縮度は、タップかさ密度からゆるみかさ密度を引いた値をタップかさ密度で割って百分率で表し、(0.50-0.40)÷0.50×100で20%となります。粒子どうしの付着や摩擦が大きい粉体ほど、たたいたときに大きく詰まるため圧縮度が大きくなり、流動性は悪いと判断します。流動性の悪い粉体は打錠時の充てん量がばらつきやすいため、造粒や滑沢剤の添加で改善します。
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