体内動態が線形 1-コンパートメントモデルに従い、消失半減期が6 時間の薬物を、…
体内動態が線形 1-コンパートメントモデルに従い、消失半減期が6 時間の薬物を、6 時間間隔で繰り返し急速静脈内投与するとき、初回投与時の最高血中薬物濃度(1 回目投与直後)の 1.75 倍の血中薬物濃度になるのはいつか。1つ選べ。
- ⑴ 2 回目投与直後2回目投与直後は0.5C₀+C₀=1.5C₀で、1.75倍ではありません。
- ⑵ 3 回目投与直前3回目投与直前は1.5C₀の半分の0.75C₀です。
- ⑶ 3 回目投与直後3回目投与直後は0.75C₀+C₀=1.75C₀となり、初回最高濃度の1.75倍です。
- ⑷ 4 回目投与直前4回目投与直前は1.75C₀の半分の0.875C₀です。
- ⑸ 4 回目投与直後4回目投与直後は0.875C₀+C₀=1.875C₀です。
解説
正解は⑶です。投与間隔が消失半減期と等しい6時間なので、次回投与直前には血中濃度が直前の最高値の1/2になります。初回投与直後の濃度をC₀とすると、2回目投与直前は0.5C₀、2回目投与直後は1.5C₀、3回目投与直前は0.75C₀、3回目投与直後は0.75C₀+C₀=1.75C₀となります。同様に4回目投与直前は0.875C₀、直後は1.875C₀で、定常状態では最高濃度が2C₀に近づきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成