ソクマル薬剤師

肝抽出率が 0.8、血中タンパク結合率が 0.9 の薬物の肝クリアランスに関する…

肝抽出率が 0.8、血中タンパク結合率が 0.9 の薬物の肝クリアランスに関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、この薬物の肝臓での消失は、well-stirred model に基づくものとし、肝血流量は 100 L/h とする。

解説

正解は⑴と⑷です。肝クリアランスは肝血流量×肝抽出率で求められ、100 L/h×0.8=80 L/hとなります。肝抽出率が0.8と大きい薬物は、肝臓に運ばれた薬物のほとんどが除去されるため、肝クリアランスは肝血流量に近い値となり、血流量の変動の影響を強く受けます(血流律速)。一方、肝固有クリアランスや血中タンパク結合率の変動の影響は受けにくくなります。well-stirred modelから計算すると、非結合形分率0.1のもとで肝固有クリアランスは4,000 L/hとなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成

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