ERG 検査の結果を別に示す(別冊No. 4)。波形はどの応答か。
ERG 検査の結果を別に示す(別冊No. 4)。波形はどの応答か。
- ⑴ 杆体応答a波がほとんどなく、緩やかなb波だけがみられる杆体応答の波形と考えられます。
- ⑵ 最大応答最大応答では大きなa波とb波が記録されます。
- ⑶ 錐体応答錐体応答は振幅が小さく潜時の短いa波とb波からなります。
- ⑷ フリッカ応答フリッカ応答は30Hzの刺激に同期した周期的な波形です。
- ⑸ 律動様小波律動様小波は最大応答のb波上行脚に重なる小さな波です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。ISCEV標準のERGでは、暗順応後に弱い光刺激で記録する杆体応答(暗順応0.01応答)、強い刺激による最大応答、明順応下の錐体応答とフリッカ応答を記録します。杆体応答はa波がほとんどみられず、ゆっくり立ち上がる陽性のb波だけが記録されるのが特徴です。図は確認できませんが、公表正答から、この特徴をもつ波形と考えられます。最大応答は大きなa波とb波、錐体応答は振幅が小さく潜時の短い波形、フリッカ応答は周期的な波形になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成