ERG の結果(別冊No. 6)を別に示す。正しいのはどれか。2 つ選べ。
ERG の結果(別冊No. 6)を別に示す。正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 杆体応答の消失暗順応下の弱い刺激による杆体応答が消失している所見です。
- ⑵ 錐体応答のa 波の消失公表正答では錐体応答のa波は消失していないとされます。
- ⑶ フリッカ応答の振幅の消失フリッカ応答は錐体系の応答で、消失はしていないとされます。
- ⑷ 最大応答の律動様小波の減弱最大応答のb波上行脚にみられる律動様小波が減弱している所見です。
- ⑸ 最大応答のb 波の振幅の増加杆体系が障害されている状態で、最大応答のb波が増加することはありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴と⑷です。図は確認できませんが、公表正答からは、暗順応下の弱い刺激で記録する杆体応答が消失し、強い刺激による最大応答では律動様小波(OPs)が減弱している波形と考えられます。杆体応答の消失は杆体系の機能障害を示し、網膜色素変性や先天停在性夜盲などで、律動様小波の減弱は網膜内層の循環障害などでみられます。錐体応答やフリッカ応答が消失しているわけではなく、最大応答のb波の振幅が増加することもありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成