涙液層の安定性を評価する検査で正しいのはどれか。
涙液層の安定性を評価する検査で正しいのはどれか。
- ⑴ 綿糸法綿糸法は涙液の量を評価する検査です。
- ⑵ Schirmer 試験Ⅰ法Schirmer試験Ⅰ法は基礎分泌と反射性分泌を含む涙液量を評価します。
- ⑶ Schirmer 試験Ⅱ法Schirmer試験Ⅱ法は反射性の涙液分泌量を評価します。
- ⑷ 涙液メニスカス測定涙液メニスカスの高さは涙液の貯留量の指標です。
- ⑸ 涙液層破壊時間〈BUT〉開瞼後に涙液層が破綻するまでの時間を測り、安定性を評価します。
解説
正解は⑸です。涙液層破壊時間(BUT)は、フルオレセインで涙液を染めた後に瞬目を止めてもらい、開瞼してから角膜上の涙液層に最初の破綻(ドライスポット)が現れるまでの時間を測る検査で、涙液層の安定性を評価します。日本のドライアイの診断基準(2016年)では5秒以下を異常とし、BUTの短縮が診断の中心です。綿糸法、Schirmer試験Ⅰ法・Ⅱ法、涙液メニスカス測定は、いずれも涙液の量(分泌量や貯留量)を評価する検査です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成