副作用として白内障を引き起こす薬剤はどれか。
副作用として白内障を引き起こす薬剤はどれか。
- ⑴ 抗菌薬抗菌薬は一般に白内障の原因とはされません。
- ⑵ 抗不安薬抗不安薬は抗コリン作用による閉塞隅角緑内障に注意しますが、白内障の原因ではありません。
- ⑶ ビタミンCビタミンCは抗酸化物質で、白内障を引き起こすものではありません。
- ⑷ 抗ヒスタミン薬抗ヒスタミン薬は閉塞隅角緑内障の誘発に注意しますが、白内障の原因ではありません。
- ⑸ 副腎皮質ステロイド薬長期使用で後嚢下白内障を引き起こすことが知られています。
解説
正解は⑸です。副腎皮質ステロイド薬は、内服・点眼・吸入・皮膚への塗布など投与経路を問わず、長期使用で後嚢下白内障を引き起こすことがよく知られています。また房水流出抵抗を高めてステロイド緑内障を起こすこともあり、長期使用中は定期的な眼科検査が必要です。抗菌薬、抗不安薬、抗ヒスタミン薬は通常白内障の原因とはされず、抗ヒスタミン薬など抗コリン作用をもつ薬剤では閉塞隅角緑内障の誘発に注意します。ビタミンCは抗酸化物質として水晶体の保護に関わるとされます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成