副腎皮質ステロイド薬の副作用でないのはどれか。
副腎皮質ステロイド薬の副作用でないのはどれか。
- ⑴ 肥満脂肪の再分布で満月様顔貌や中心性肥満が生じます。
- ⑵ 低血圧ナトリウムと水の貯留で血圧はむしろ上昇しやすく、低血圧は副作用ではありません。
- ⑶ 糖尿病糖新生の亢進でステロイド糖尿病が生じます。
- ⑷ 白内障後嚢下白内障は代表的な眼の副作用です。
- ⑸ 精神障害不眠、多幸感、抑うつなどの精神症状が生じることがあります。
解説
正解は⑵です。副腎皮質ステロイド薬はミネラルコルチコイド作用によりナトリウムと水を体内に保持させるため、血圧はむしろ上昇しやすく、低血圧は副作用ではありません。主な副作用には、脂肪の再分布による肥満(満月様顔貌、中心性肥満)、糖新生の亢進によるステロイド糖尿病、不眠や多幸感・抑うつなどの精神障害、骨粗鬆症、易感染性、消化性潰瘍などがあります。眼では後嚢下白内障とステロイド緑内障が重要で、長期使用時には定期的な眼科検査が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成