副腎皮質ステロイド薬による副作用はどれか。
副腎皮質ステロイド薬による副作用はどれか。
- ⑴ 喘息喘息はステロイドで治療する疾患で、副作用ではありません。
- ⑵ 低血糖ステロイドは糖新生を促進し、高血糖(ステロイド糖尿病)を起こします。
- ⑶ 緑内障房水流出抵抗が上がって眼圧が上昇し、ステロイド緑内障を起こします。
- ⑷ 体重減少食欲亢進や脂肪沈着により、体重はむしろ増加します。
- ⑸ ネフローゼ症候群ネフローゼ症候群はステロイドで治療する疾患で、副作用ではありません。
解説
正解は⑶です。副腎皮質ステロイド薬は点眼・内服・注射のいずれでも、線維柱帯の房水流出抵抗を高めて眼圧を上昇させ、ステロイド緑内障を起こすことがあります。後囊下白内障も代表的な眼の副作用です。全身では糖新生の促進による高血糖、食欲亢進による体重増加、易感染性、骨粗鬆症、満月様顔貌などが起こります。喘息やネフローゼ症候群はむしろステロイドで治療する疾患であり、低血糖や体重減少は逆向きの作用です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-10.html)を加工して作成